2012年04月04日

NNNドキュメント 仰げば尊し

まるでヤクザのような風体で歓楽街を闊歩する男。
しかし、酒もタバコも一切しない。
三輪光教諭47歳。 
兵庫県立飾磨(しかま)工業高校の教師だ。
部員3人でスタートした柔道部を定時制高校の全国大会3連覇という偉業を成し遂げた男である。
柔道部は実績のある生徒を集めている訳ではない。
かつて不良だったり、道を踏み外した生徒達だ。

最大の目標は夏の全国大会で優勝すること。
部員の1人、西岡礼央(れお)くん3年生。
かつては地元で評判の問題児だった。
彼は中学時代、両親の離婚をきっかけに荒れた生活を送っていた。
毎日喧嘩に明け暮れ、隣の中学に殴りこみをかけたこともある。
周囲が見放す中、声をかけてくれたのが三輪先生だった。

2011年7月
全国大会が近づく。
3年生にとっては最後の大会だ。
礼央くんは団体戦でも個人戦でも出場の予定だったが、
練習の最中、右のひざに激痛が。
大会まであと10日なのにじん帯を痛め、2週間の安静を言い渡された。

全国大会当日。
この大会には予選を勝ち抜いた300人以上が参加する。
まだ完治はしていないが、礼央くんも出場。
団体戦が始まり、礼央くんの一本がきっかけで一気に勝利を決めた。

個人戦。
礼央くんは接戦の末、敗れてしまった。
涙に沈む礼央くんに先生は
「よくがんばった。堂々と胸を張れ」

礼央くんは言う。
この3年間、三輪先生の下で教えてもらって自分を見つめることができるようになり、成長できた。
試合後、離れて暮らす父親も彼の元へ駆け寄り、声をかけた。

結果、団体戦4連覇を果たした。

2012年3月卒業式、
柔道部全員が就職を決め、巣立っていく。

新学期、また新たな生徒達が入学してくる・・・



たまにこのような型破りな教師はTVで紹介されますね。
一般社会ではかなり異質な存在であり、
もし、通常の会社員だとしたらうまくやっていけない部類の人かもしれません。
でも、教師という立場においては生徒達からの絶大な信頼を得ています。
他の教師は足元には及びません。
私が学生の頃にもこのような教師は存在しました。
今考えると、とても常識外れなことをやらされていたのを思い出します。
しかし、中学生、高校生の頃は学校以外の環境に触れる機会が少なく、
自己の考えも確立していない、人間として中途半端な時代です。
この方のようにグイグイ引っ張ってくれる環境で学ぶ時期も必要なのかもしれないと
思いました。






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posted by ドキュメントまにあん at 12:34| Comment(0) | NNNドキュメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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