2012年03月21日

特選 ザ・ノンフィクション 売れない食えない笑えない

売れない食えない笑えない
〜年収年収100万円芸人物語〜

2007年12月放送

5年後の現在も含めた再放送企画
ワハハの芸人2組にスポットを当てた番組。

北海道を一人旅する元吉本芸人
森田嘉宏38歳。
芸名:コラアゲンはいごうまん
一人で全国ツアーをしている。
呼ばれれば公民館やすし屋などどこへでも行って芸をする。
これだけやっても年収はたったの114万円。
高円寺に住むコラアゲン、大阪から上京して7年。
芸歴はもう19年にもなる。
阪神巨人 巨人の元弟子である。
コンビで賞を取ったこともあったが、結局は泣かず飛ばず。
お笑い本家の大阪芸人ならば東京で売れまくるハズと一念発起して上京。
しかし、思い上がっていた鼻をへし折られた。

その彼の鼻を折ったのが、
東京渋谷「ワハハ本舗」主宰の喰始(たべはじめ)59歳。
学生の頃から放送作家として活躍。
彼は売れない芸人について言う。

続けても続けなくても後悔する。
好きなことを続けて貧乏のまま終わっても
辞めて違う道をえらんだとしても後悔する。
あんたはどっちの後悔を選ぶ? と

喰はコラアゲンにこう提案した。
体を張って体験して来い!
題して「体験ノンフィクションコメディ」
ヤクザ事務所に住み込んだり、ホームレス体験等、
彼独自の芸を作るべくひたすら体験をさせる。

お笑いコンビ
コンビ名:パー&ナー(パートナー)
星川桂と光野亜希子
所属して10年、もうすぐ三十路。
しかし彼女らも売れる気配はなし。
この2人も喰にダメ出しをされる。

本当はネタなんかどうでもいい。
芸は見せなくていい、存在感は楽しい人間になってくれ。
それに気がついて欲しい。と喰は言う。

そして、放送終了から5年後、
コラアゲンはいまだ売れず。
パー&ナーは解散し、
光野は新しい相方とコンビを結成、
星川は自分の貧乏をネタに執筆をしていた。

今回出演していた彼ら、
みんな芸人という職業が大好きなんだな
売れる、売れないもそれぼど問題ではなく、
いつまでも芸人として生きて行けたらそれでいい、
なかなかそんな生き方はできません。
ちょっと羨ましかったです。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
posted by ドキュメントまにあん at 23:09| Comment(0) | ザ・ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月18日

NONFIX 私という名のメディア


荒木というディレクターの視点で撮影は始まる。
今現在、インターネットの世界では、
個人でアップした動画が溢れていて、
その中で更にスターとされる人々が生まれている。

■Kumigar
youtube暦1年
1年で70本の動画をアップ。
英語でレシピを紹介しながらハイテンションで踊るという内容の動画だ。
彼女は富士山麓の実家で暮らしていて、父親は3代続く鯉料理専門の料亭を経営。
料亭を手伝う彼女は仕事を終えた深夜に動画を撮っている。
「自分のメッセージを伝えきれずに死んでいくのは嫌」と彼女は言う。
彼女は「私」という個人をネットで公開するのである。

■黒田勇樹
取材にいきなり遅刻して現れた彼。
その遅刻の様子さえも動画で公開している。
名前を聞くと誰でもしっているあの俳優の黒田勇樹だ。
実は彼、1年前に俳優を引退。
現在はその活動をネットに移している。
彼のサイトでは自作の動画やアニメを放送している。
収入源は今のところ、新宿バルト9、映画館内のカフェで働いて得る収入だ。
粘り強い取材の末、彼の本音を聞くことが出来た。
彼にとっての動画は「単なる暇つぶし」

他にも、現実世界のアイドルになりつつあるなあ坊豆腐(17歳)や、
スッピンからメイクして変身していく動画を配信して有名になったHamar@キラー(24歳)、
完成度の高い動画を配信し続ける住職の蝉丸P(38歳)

寺港みやび(45歳)はネコに関する動画をひたすら撮っている。
娘と撮影に出かけることも多い。
より濃密な家族関係を築くために彼が家族と決めたこと・・・
「TVを見るのをやめよう」

そんなしめくくりの番組でした。
昔はTVという巨大なメディアが人々の憧れの的であり、
何かを伝えるには絶対的な存在でした。
しかし、ネットが浸透してきた現在、もうTVに頼る必要も無くなったように思います。
個人で動画を公開すれば誰かが見てくれる。人気が出ればTVよりはるかに
多くの目にふれることができるのです。
震災関係の報道で新聞、TV、既存のメディアの情報操作が露呈されました。
もはや人々はTVというメディアを必要としていないのかもしれないですね。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
posted by ドキュメントまにあん at 23:23| Comment(0) | NONFIX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月16日

NNNドキュメント 3・11大震災 シリーズ30


行くも地獄戻るも地獄
〜倉澤治雄が見た原発ゴミ〜

倉澤氏は日本テレビ解説主幹であり、今回の番組は自身の足で取材を行なっています。

まず1979にメルトダウンを引き起こしたアメリカペンシルバニア州
スリーマイルを尋ねました。
今でも原型を留める現地。
当時燃料を取り出し終わるまで10年かかったといいます。
ロボットを使い、遠隔で取り出して
3000キロ離れたところまで運ばれました。
そこは東京23区をはるかに越える広大な敷地でもし、
万が一の場合でも住民に被害が及ばないよう常に監視されています。

スリーマイル原発の取り出した燃料は「TMIパッド」と言われ、
厚さ60cmのコンクリートで囲まれた鋼鉄の容器に入っています。
あの事故からもう20年経ちました。

事故処理の中心人物を尋ねて聞いたところ、
スリーマイルでは解けた燃料は圧力容器に留まっていたからまだ10年で済んだ、
しかし、福島では3箇所で圧力容器の底を突き破り、
更には建物も水素爆発で吹き飛んでしまった。
福島の事故は非常に厳しい状態だと。

アメリカのような施設は日本にはありません。
そんな国で起きた原発事故、
その中でも4号機の使用済み燃料プールの存在は世界を震撼させました。
隙間なく詰め込まれた使用済み燃料はとても危険です。
隙間がないと核反応が起きやすいのです。

政府が真っ先に止めた浜岡原発にも同様のプールがあります。
現在、浜岡全体では6500体の燃料が保管されています。
全国に54基ある発電所の燃料の数を集計すると61000体以上。

他の国に比べ日本では燃料は長い間プールに入れられます。
隙間がないため、十分に冷却するのに多くの時間がかかるからです。

冷やした燃料は全国から青森の六ヶ所村に送られてきます。
保管可能13000体に対し9割がすでに埋まっている状態です。
日本では使用済み燃料はゴミではなく再利用できる資源として考えられているのですが、
トラブル続きで実現できていないのが現状です。

青森の六ヶ所村はあくまでも中間貯蔵施設であり、
最終処分であありません。
1985年、北海道の幌延町はかつて手を上げましたが、
知事が反対したため最終処分場にはなりませんでした。

高知東洋町でも町長が手を上げたが、選挙で落選、
更には交付金で住民の意見を釣るやりかたに知事が激怒しました。

最終処分場の理解を促し候補地を探す役割にあたる団体が「NUMO」。
天下り官僚もいる80人の団体です。
10年たっても応募がない状態が続いています。

国は根本を見直す動きに出ています。
青森=最終処分場という考えもあがったが、話し合いは堂々巡りです。

もう引き返せない・・・



原発の厳しい現状を垣間見ることができた番組でした。
今回の事故がなかったとしても近い将来、
日本のどこかで事故が起きていたと思います。
10万年以上も安全に保管できる施設なんて存在しないでしょう。
少なくとも今回の地震で日本国内では置ける場所がないのは分かったと思います。
今モンゴルで処分場を誘致する話が持ち上がっているそうですが、
現地の人にどれだけ迷惑がかかるか考えているのでしょうか?
本当に引き返せない現実にゾッとしました。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
posted by ドキュメントまにあん at 11:40| Comment(0) | NNNドキュメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする